結論から言うと、骨伝導イヤホンの音漏れはほぼ気にしなくて大丈夫です。実際に騒音計で測ってみたところ、普通のイヤホンとの差はほんのわずかでした。
「骨伝導イヤホンって音漏れするんでしょ?」と気になっている方、めちゃくちゃ多いと思います。耳穴を塞がない構造なので、周りに音が漏れそう...と不安になる気持ちはよくわかります。
そこで今回は、骨伝導イヤホンと普通のイヤホンを騒音計アプリで実測して比較してみました。数字で見ると「あ、これなら全然大丈夫じゃん」と思えるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
騒音計アプリを活用して測定してみた

今回は騒音計アプリを使って、骨伝導イヤホン「Shokz OpenRun」の音漏れ具合を計測してみました。

骨伝導イヤホンだけだと比較しにくいので、Ankerの人気モデル「Soundcore P40i」でも同じ条件で測定しています。

今回は自宅で計測したので、まずは部屋の騒音レベルを測っています。測定器の見方はシンプルで、左が平均騒音量、真ん中がリアルタイムの騒音量、右が最大騒音量です。騒音の数値がどのくらいかピンとこない方も多いと思うので、目安を載せておきます。
- 20dB〜:可聴領域
- 30dB〜:風で木がゆらめく音
- 40dB〜:ささやき声
- 50dB〜:静かな自宅
- 60dB〜:静かな道路
- 70dB〜:通常の会話
- 88dB〜:走行中の車
- 90dB〜:走行中のバイク
- 100dB〜:地下鉄
- 180dB〜:ロケット発射
結論、骨伝導イヤホンが気持ち音漏れしているが誤差レベル

スマホのボリュームは真ん中で固定、流す曲も同じ条件で2製品を測定しました。左が「Shokz OpenRun」、右がAnkerの「Soundcore P40i」です。ここから自宅の騒音数値を引くと、こうなります。
- 「Shokz OpenRun」:平均値=11.7dB、最大値=22.9dB
- 「Soundcore P40i」:平均値=9.7dB、最大値=14.7dB
差はわずか2dB程度。体感でいうと、2つとも基本的には音漏れの音は聞こえません。曲がサビに入って盛り上がるタイミングで、骨伝導イヤホンの方がかすかに「あ、なんか鳴ってる?」と感じる程度です。正直、言われなければ気づかないレベルでした。
音漏れ理由の大半は音量が大きすぎるだけなのでは?
測定結果を見ると、骨伝導イヤホンの音漏れが問題になるケースって、シンプルに音量を上げすぎているだけなのでは?と思います。
電車や図書館、コワーキングスペースで音楽を聴いている人を思い浮かべてみてください。実はカナル型やオープンイヤー型のイヤホンでも、音量が大きい人はしっかり音漏れしています。むしろそっちの方が目立っている印象です。なので、「骨伝導イヤホン=音漏れで迷惑」というのは、ちょっと言い過ぎかなと感じました。
そもそも骨伝導イヤホンは、スポーツ中の使用がメインで、次に耳の聞こえにくい方の使用が想定されています。スポーツ中は周りにも騒音がありますし、耳の聞こえにくい方は少しの振動で十分聴こえるので音量も小さめ。どちらのケースでも、音漏れが問題になることはほとんどないです。
それでも音漏れが気になると言う人は
「それでもやっぱり気になる...」という方のために、音漏れをさらに抑える方法を4つ紹介します。どれもすぐにできることばかりなので、気になる方は試してみてください。
音量を下げる
骨伝導イヤホンは骨を直接振動させて音を伝えるので、音量が大きいと振動が周囲に漏れやすくなります。普通のイヤホンよりもちょっとだけ音量を下げるイメージで使うのがコツです。骨伝導は耳穴を塞がない分、音量を上げたくなる気持ちもわかるのですが、そこはグッとこらえてみてください。
イヤホンの位置を調整する
骨伝導イヤホンは、耳の近くの正しい位置に装着することで効率よく音が伝わります。逆に位置がずれていると、音が聞こえにくくなって音量を上げたくなり、結果的に音漏れにつながります。説明書に書いてある装着位置を一度確認してみるのがおすすめです。意外と「ちょっとズレてた」ということはあります。
イヤホンの設定を確認する
製品によっては、音漏れを軽減する機能が搭載されていることがあります。専用アプリやマニュアルをチェックして、使える機能がないか確認してみてください。せっかくの機能、使わないともったいないです。
イヤホンの品質を見直す
低価格帯の骨伝導イヤホンは、音漏れが起きやすい設計になっていることがあります。音漏れがどうしても気になる場合は、評判の良いブランドや上位モデルを検討してみるのも手です。この分野のパイオニアである「Shokz」のシリーズは、音漏れ対策もしっかりしていておすすめです。
ここまで試してもまだ気になるようなら、無理に骨伝導イヤホンにこだわる必要はありません。自分に合ったタイプのイヤホンを選ぶのが一番です。
今回は、骨伝導イヤホンの音漏れについて実測データをもとに紹介しました。結果的に、音漏れはほぼ誤差レベル。普通に使っていれば周りに迷惑をかけることはまずないです。
一番大事なのは、自分が気に入ったイヤホンを使うこと。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。今回の実験で使った2製品はどちらもコスパが良くておすすめなので、気になった方はチェックしてみてください。

Shokz OpenRun
公式サイトで詳細を見る
Anker Soundcore P40i (Blueooth 5.3)

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