結論から言うと、ワイヤレスイヤホンが耳から落ちる問題は「イヤーピースの見直し」「フォームタイプへの交換」「イヤホンの形状を変える」の3つで解決できます。

歩いているときや運動中に"ポロッ"と耳から落ちてしまった経験、ありませんか? 気づいたら片耳だけで音楽を聴いていた...なんてことも。せっかくお気に入りのイヤホンを手に入れたのに、フィットしないとストレスですよね。

この記事では、イヤホンの落下・ズレを防ぐ3つの方法と、落ちにくいおすすめイヤホンを紹介していきます。

イヤーピースのサイズを変更する

まず試してほしいのが「イヤーピースのサイズ変更」です。意外とこれだけで解決することも多いんですよね。

ほとんどのイヤホンには、S/M/Lなど複数サイズのイヤーピースが付属しています。買ったときのまま使い続けている方は、ぜひ他のサイズも試してみてください。

小さすぎると耳の中で安定せずポロッと落ちやすくなりますし、大きすぎると耳にしっかり入らず浮いてしまいます。ちなみに、左右で耳のサイズが微妙に違う人も結構いるので、左右で別サイズを使うのもアリです。

自分にぴったりのサイズを見つけるだけで、フィット感がガラッと変わりますよ。

フォームタイプのイヤーピースに交換する

サイズを変えても改善しない場合は、イヤーピースの「素材」を変えてみるのがおすすめです。

多くのイヤホンに付属しているシリコン製のイヤーピース、実はツルツル滑りやすいのが弱点。そこで活躍するのが、低反発素材(ポリウレタンフォーム)を使った「フォームタイプ」のイヤーピースです。

このフォーム素材は、指でギュッと潰してから耳に入れると、じわ〜っと膨らんで耳の形にフィットしてくれます。まるで耳専用の低反発枕みたいな感じです。

代表的な製品としては、Comply(コンプライ)が有名です。指で潰してから耳に入れると、徐々に耳の形に膨らんでフィットします。遮音性も高まるので、音質の向上も期待できます。

一般のシリコーンチップとコンプライ™フォームとの比較
公式サイトより

Comply(コンプライ)の公式サイトでは、自分が使っているイヤホンの機種名を入力するだけで、対応するイヤーピースを検索できます。「買ったけどサイズが合わなかった...」という失敗を避けられるのがありがたいですね。

イヤホンに適合するチップを検索
公式サイトより

フォームタイプのイヤーピースは、運動時や長時間の装着でも安定感がバツグンです。価格も数千円程度なので、新しいイヤホンに買い替えるよりずっとお財布にやさしいのもポイント。コスパよく快適さを改善したい方にはぴったりの選択肢です。

オープンイヤー型やネックバンド型のイヤホンを検討する

「イヤーピースを変えてもダメだった...」「そもそもカナル型が耳に合わない...」という方には、耳の中に入れないタイプのイヤホンを選ぶという方法もあります。

オープンイヤー型とは?

オープンイヤー型の例
Soundcore公式サイトより

耳の外側に引っかけて装着する「オープンイヤー型」は、耳の穴をふさがずに音を伝えるイヤホンです。耳の前にスピーカーを配置するタイプや、骨を通じて音を伝える「骨伝導タイプ」があり、Shokzなどが有名です。

耳をふさがないので周囲の音も自然に聞こえます。ランニングや自転車に乗るときなど、外の音を聞きながら使いたいシーンにぴったりです。長時間つけていても耳が疲れにくいというメリットもあります。

ネックバンド型とは?

ネックバンド型イヤホンの例
Amazonより

首にかけて使う「ネックバンド型イヤホン」は、左右のイヤホンがコードでつながっています。万が一耳から外れても首に引っかかるので、落として紛失する心配がほぼありません。バンド部分に通話や音楽操作用のボタンが付いているモデルも多く、操作性も良好です。

安定した装着感があるので、長時間の使用やスポーツ時にもずれにくく、快適に使えます。

ただし、完全ワイヤレスイヤホンと比べるとサイズがやや大きめで、持ち運びのしやすさでは少し劣る面もあります。バンド部分が服装と合わないこともあるので、見た目を気にする方は好みが分かれるかもしれません。

おすすめのオープンイヤー型イヤホン

オープンイヤー型イヤホンには、大きく「イヤーフック」と「イヤーカフ」の2タイプがあります。それぞれ1製品ずつ紹介しますね。

Nothing Ear (open)

スケルトンデザインが目を引くNothingのイヤーフック型イヤホンです。価格は25,000円ほどでミドル〜ハイレンジの価格帯になりますが、持っているだけでテンションが上がるこだわりの1台です。

製品のレビュー記事も公開しているので、気になる方はこちらからどうぞ。

https://prefetch.jp/article/nothing-ear-open-review

Soundcore C30i

Anker Soundcoreが出しているイヤーカフ型イヤホンです。もともとC40iという1万円超えのモデルがあったのですが、そのエントリーモデルとして2025年3月に登場しました。価格は7,990円とお手頃なので、「まずは試してみたい」という方におすすめです。

おすすめのネックバンド型イヤホン2選

Beats Flex

Apple傘下のオーディオブランド「Beats」のネックバンド型イヤホンです。2020年発売とやや年季が入っていますが、価格は1万円を切っていてコスパ良好。iPhoneユーザーとの相性がよく、ペアリングもスムーズなので使い勝手の良い1台です。

Shokz OpenRun

骨伝導イヤホンの定番ブランド「Shokz」のネックバンド型イヤホンです。骨伝導なので、そもそも耳の中にイヤホンを入れる必要がありません。「イヤホンが落ちる」という悩み自体から解放されます。価格帯はやや高めですが、骨伝導という新しい体験に興味がある方は、こちらのレビュー記事もチェックしてみてください。

https://prefetch.jp/article/shokz-openrun-review


ワイヤレスイヤホンが耳から落ちてしまう問題は、イヤーピースのサイズや素材を変えるだけで解決することが多いです。

それでもダメなら、思い切ってイヤホンの形状そのものを見直してみるのも手ですね。オープンイヤー型やネックバンド型なら、落下の心配からグッと解放されます。

自分のライフスタイルや耳の形に合ったイヤホンを見つけて、快適な音楽ライフを楽しんでくださいね。