「日本発のスマートリングで手頃な値段、良いじゃん。試しに買ってみるか」という流れでなんとなく購入してみまして1ヵ月くらい使ってみました。

高性能だけど3万円以上するスマートリングが有名ですが、実はアンダー2万円でも優れた製品はちゃんと世の中にあるんですね。

気になってるけど高すぎて躊躇している方にはぜひおすすめできるコスパ◎な「Monomam Ring」をご紹介します。

Monomam Ringのスペックと特徴 ── 16,800円のスマートリング入門機

税込16,800円という価格帯で、心拍・睡眠・血中酸素濃度まで計測できるスマートリングは多くありません。チタン合金製でビルドクオリティもチープさを感じないレベルに仕上がっています。

高価格帯の製品と比べれば精度や剛性に差はありますが、「まずスマートリングという体験を知りたい」人には十分すぎるスペックです。

項目

スペック

価格

¥16,800(税込)

素材

チタン合金

重量

約2.9g

リング厚さ

約2.5mm

サイズ展開

12号〜29号(8サイズ)

カラー

シルバー / ブラック / ゴールド

センサー

心拍(連続)/ 血中酸素(SpO2)

計測機能

睡眠記録・分析 / 心拍 / SpO2 / ストレス / 19種エクササイズモード

バッテリー

通常使用 約4〜6日 / 待機 約10〜15日

充電方式

マグネット充電(約1時間でフル充電)

防水

IP67

接続

Bluetooth 5.1

対応OS

iOS 10.0以上 / Android 5.0以上

2.9gという軽さはスマートリングとしてもかなり軽量な部類です。チタン合金を採用しつつこの重量に抑えている点は、価格を考えると頑張っています。

計測項目もスマートウォッチと遜色ないラインナップで、スペックシート上の不足感はありません。

本体に加えて充電スタンドが同梱されています
本体に加えて充電スタンドが同梱されています
リングの裏側にセンサーと充電用の接点が搭載されています
リングの裏側にセンサーと充電用の接点が搭載されています
装着してみるとこんな感じ
装着してみるとこんな感じ
人差し指や中指が良さげ
人差し指や中指が良さげ

1ヶ月使い込んで見えたMonomam Ringの実力

キーボードを打ちながら存在を忘れる装着感

いま、この記事を書きながら「Monomam Ring」を装着しています。キーボードをタイピングしていても邪魔にならない。これ、スマートリングを初めて使う人には伝わりにくいかもしれませんが、かなり重要なポイントです。

タイピングで邪魔になることは全くない
タイピングで邪魔になることは全くない

自分がスマートリングに惹かれた最大の理由は、スマートウォッチの「手首に何かを巻いている鬱陶しさ」から解放されたかったこと。その期待にしっかり応えてくれました。約2.9g、厚さ2.5mm。常時つけっぱなしでも、存在を意識する瞬間がほぼありません。

ビルドクオリティもチープさを感じないレベルで、リングとしての質感は16,800円という価格帯を考えると上出来です。ただし正直に言うと、Oura Ring 4のような高価格帯のスマートリングと並べれば剛性や装着感に差はあります。あくまで「この価格帯でこの質感なら文句ない」という評価です。

指輪で心拍も睡眠もSpO2も取れる。1ヶ月使ってわかった計測の実用性

心拍、睡眠、血中酸素濃度(SpO2)、ストレス、19種類のエクササイズモード。計測できる項目はスマートウォッチでカバーできる範囲を基本的に網羅しています。「指輪でここまで測れるの?」という驚きがまずあります。

1ヶ月使ってみて、睡眠計測の精度は概ね正確だと感じています。高価格帯の製品と比べると精度差はあるとは思いますが、「昨日はよく眠れたか、イマイチだったか」を把握するには十分実用的な水準です。

結構詳しく計測してくれます
結構詳しく計測してくれます

計測するだけではこういったガジェットは意味がないと思っていて、大事なのは「数値を見る習慣がつくかどうか」。1ヶ月使った結果、毎日どこかのタイミングで数値を確認するルーティンが自然に生まれました。これはポジティブに捉えています。

こんなに小さいガジェットなのにセンサーは充実
こんなに小さいガジェットなのにセンサーは充実

アプリはスッキリUI。同期の仕様だけ慣れが必要

アプリのUIはスッキリしていて、データの確認がしやすいです。ゴチャゴチャしていないのは好印象。

ただ、データの同期がリアルタイムではなく、定期同期もしくは手動更新という仕様です。スマートウォッチに慣れていると「あれ、まだ更新されてない」と感じる場面はあります。

自分はこれを朝の電車に乗っているタイミングで手動更新するルーティンにして解決しました。ホームで電車を待つ間にアプリを開いて同期。到着するころには昨夜の睡眠データがきれいに揃っている。1ヶ月も続ければ完全に習慣化するので、大きなストレスにはなっていません。

スッキリしていて見やすい
スッキリしていて見やすい

バッテリーは週1充電で回せる安心感

バッテリー持ちは体感で5〜7日程度。公式スペックでは通常使用4〜6日とありますが、自分の使い方だと週1回の充電で回せています。マグネット充電で約1時間あればフル充電できるので、週末にデスクで充電しておけば翌週も安心です。

スマートウォッチだと「また充電か」というストレスが地味にありましたが、週1回ならほぼ気になりません。

磁石でパチッと接着します。良い感じ
磁石でパチッと接着します。良い感じ

手洗いはつけたまま、入浴は外して運用

IP67の防水性能なので、手洗い程度なら装着したままで問題ありません。1ヶ月間、手洗いのたびに外すようなことはしていませんが、トラブルはゼロです。

IP67なので水没1mまでは対応していますが、温度変化が大きい入浴環境では念のため外しています。手洗い・雨程度なら問題ありません。

時計と違って不安な感じは全くないです
時計と違って不安な感じは全くないです

買う前に知っておきたいこと

正直に気になった点を3つ挙げます。

アプリの同期がリアルタイムではない

スマートウォッチのように「手首を見ればすぐ最新データ」という体験はできません。定期同期か手動更新が必要です。ただ、朝の通勤時に1回同期するルーティンを作れば運用上は困りません。

リアルタイムで心拍を監視したい人にはスマートウォッチの方が向いていますが、「1日1回、昨日の自分を振り返る」使い方ならこれで十分です。

ブランドの認知度がまだ低い

Monomam Ringというブランド名を知っている人は、正直まだ多くありません。(「それどこの?」と聞かれる覚悟は必要です。)

ただ、日本発のメーカーなのでサポート面での安心感はあります。認知度はこれからの話であって、製品の品質とは別の問題です。

高価格帯と比べると精度・質感に差がある

計測精度やリングの剛性、装着感は、より高価格帯の製品が優れています。これは事実です。

ただし、Monomam Ringの価格は16,800円。高価格帯製品の半額以下で、実用上十分な計測ができる。入門機としてのコスパを考えれば、この差は許容範囲です。

より高性能な日本発のスマートリングだと「Soxai Ring2」が有名です。こちらの記事で詳しくレビューしているので、合わせてチェックしてみてください。

SOXAI RING 2レビュー|無病息災に生活するためのスマートリングがすごい のサムネイル

SOXAI RING 2レビュー|無病息災に生活するためのスマートリングがすごい

Soxai Ring 2をスマートウォッチからの乗り換えで数ヶ月使用。睡眠スコアが行動を変えた体験と、アプリ手動同期という正直な欠点を含めて解説します。サブスク不要・39,980円。

スマートウォッチと比べてどう?

計測できる項目のカバー範囲は、スマートウォッチとほぼ同等です。心拍、睡眠、SpO2、ストレス、エクササイズ。「指輪でそこまで測れるの?」と思うかもしれませんが、測れます(スマートウォッチとスマートリングの詳しい比較は別記事にまとめています)。

スマートウォッチが勝っている点は明確で、リアルタイム同期です。手首を見ればすぐに最新データが確認できる体験は、現時点でスマートウォッチに軍配が上がります。

一方、装着の快適さではスマートリングの圧勝です。手首に何かを巻く鬱陶しさがゼロになる。この解放感は、一度味わうと戻れなくなります。自分はリアルタイムデータより、手首に何も巻かない快適さを選びました。

夏の時期とかは特におすすめです。スマートリング
夏の時期とかは特におすすめです。スマートリング

まとめ:Monomam Ringは「スマートリングを試してみたい人」の最適解

1ヶ月使った率直な感想として、コスパの良いスマートリングです。かなり良くできています。

こんな人に最適です:

  • スマートリングを初めて試したい
  • スマートウォッチの手首装着が鬱陶しい
  • 睡眠や心拍の数値を日常的にチェックする習慣をつけたい
  • いきなり高価格帯に手を出すのは不安

16,800円で、チタン合金製、計測項目はスマートウォッチ並み、バッテリーは週1充電、キーボードを打っても気にならない装着感。入門機としてこれ以上を求めるのは酷です。

精度や剛性は確かに高価格帯に劣ります。でも「スマートリングってどういう体験なのか」を知るための最初の1本としては、Monomam Ringで十分です。気に入ったら上位モデルにステップアップすればいい。まずはこの価格で、指輪が健康データを記録してくれる生活を体験してみてください。