RingConn Gen 2とb.ring G2を両方の指に同時装着して数週間使ってみた

睡眠の質や健康データを本気で追いたいならRingConn Gen 2、スマートリングをまず気軽に試したい・AIに健康データを相談したいならb.ring G2がおすすめです。価格差は約4倍もありますが、両方指に同時装着して数週間使ってみたら、何にお金を払っているのかが見えてきました。

この記事では、高価格スマートリングのRingConn Gen 2低価格スマートリングのb.ring G2を実際に数週間使い、装着感、健康データの深さ、バッテリー、同期、AI機能の5つで比べていきます。今の自分にとって最適なスマートリングを買うようにしましょう。

両方装着
左がRingconn Gen 2、右がb.ring G2です。

スペック比較

RingConn Gen 2

b.ring G2

価格

¥52,800

¥13,200

素材

航空宇宙グレードチタン合金+PVDコーティング

ステンレススチール(チタンモデルあり)

重量

2〜3g

2.9〜3.6g

外形

幅6.8mm × 厚さ2.0mm(非真円・人間工学設計)

縦8mm × 厚み2.7mm(真円)

バッテリー

最大12日間(サイズ依存)/ケース込み最大150日

最長7日間

データ同期

バックグラウンド自動同期

手動タップ(約5秒で反映)

睡眠時無呼吸検知

対応(精度90.7%)

非対応

呼吸モニタリング

対応(呼吸数・浅い呼吸アラート)

非対応

AI機能

非搭載

カロリーAI/AIレポート/AIチャットボット

主な計測項目

心拍数・HRV・SpO2・皮膚温度・呼吸数・睡眠ステージ・ストレス

心拍数・SpO2・睡眠・ストレス・歩数・カロリー

防水

IP68(水深100m対応)

IP68 + 5ATM(水深50m相当)

充電時間

約90分(専用磁気充電ケース)

約90分

対応OS

iOS 14.0以上 / Android 8.0以上

iOS 14以上 / Android 8.0以上

Bluetooth

5.0

5.2

カラー

Future Silver/Matte Black/Royal Gold/Rose Gold

シルバー/ブラック

RingConn Gen 2 — 睡眠データを本気で追うためのハイエンドモデル

中国・深圳のRingConn社が手がけるスマートリングの第2世代モデルで、Makuakeでの先行販売が国内歴代1位を記録した製品です。充電ケースを組み合わせることで最大150日間の運用が可能という点が他社にない特徴で、旅行や出張が多いユーザーに訴求しています。睡眠時無呼吸モニタリング機能を搭載し、航空宇宙グレードのチタン合金にPVDコーティングを施した外装が特徴です。各機能の詳細はRingConn Gen 2の単体レビューでも紹介しています。

Amazonで割引セール実施中!🎉

今なら ¥52,800¥44,880(15%オフ)

RingConn Gen 2 スマートリング

RingConn Gen 2 スマートリング

b.ring G2 — 基本的な機能が揃って1万円台で買える入門モデル

中国のウェアラブルデバイスメーカーであるBlack Shark(シャオミ系ブランドとして知られる企業)が展開するスマートリングです。もともとゲーミングデバイスで知られるブランドですが、近年はウェアラブル分野にも進出しています。

特徴は、「必要十分な機能のバランス」を備えていることで、心拍数や睡眠トラッキングなどの基本的な健康管理機能に絞ることで、より購入しやすい価格帯を実現している点が魅力になっています。

装着感を比べる — 同じ手につけて1週間で差が出た

干渉度合い比較
見やすくするために二つのリングを右手指に装着して撮影
形比較

左手にRingConn Gen 2、右手にb.ring G2をつけて1週間。装着感ではRingConn Gen 2に軍配が上がりました。

RingConn Gen 2は完全な真円ではなく、角の取れた四角形のような人間工学を意識した設計です。これが思った以上に効いていて、隣り合う指へのあたりが柔らかく、装着感が自然です。リング内側のストッパーが2個ついていて、しかも間隔が広くとられているので、リングが指の周りでくるくる回りません。重量も2〜3g台と軽く、つけていることを忘れるレベルです。

一方のb.ring G2は重さ自体は2.9〜3.6gで、こちらも重さで疲れるということはありません。ただ、リング幅が大きめで、指を曲げると隣の指に干渉が出ます。実際に「固いものを持つ時に『ガリッ』と音が鳴るほど擦ってしまった」という場面もありました。ステンレスの光沢感も強めで、ここは好みが分かれそうです。

装着感ではRingConn Gen 2が優れています。1日中つけっぱなしの製品なので、この差は地味に効いてきます。

健康データの深さ —  睡眠データの収集ならRingConn Gen 2一択

RingCon Gen 2のアプリ画面
RingCon Gen 2の睡眠アプリ画面
b.ring G2のアプリ画面
b.ring G2の睡眠アプリ画面

両製品で最も差がついた軸です。

RingConn Gen 2は心拍数・SpO2・皮膚温度・呼吸数・浅い呼吸アラートを24時間モニタリング。とくに大きいのが、睡眠時の無呼吸回数・SpO2・心拍数を組み合わせて睡眠呼吸障害を測定できる点。世界初の睡眠時無呼吸モニタリング搭載スマートリングという触れ込みで、精度は90.7%とのこと。スマートウォッチでは測定できない項目までカバーしているのは、本当に強いです。アプリの見せ方もきれいで、しかも「じゃあどうしたらいいの?」のところまでアドバイスが出てきます。

b.ring G2も心拍数・SpO2・睡眠・ストレス・歩数・カロリーをカバーしていて、計測精度は「まあまあ信頼できる」レベル。日常的な健康管理としては十分機能します。ただ、呼吸数や睡眠時無呼吸検知といった項目はないため、睡眠の質を踏み込んで分析したい人には物足りないかもしれません。

健康データの深さ、特に睡眠データに重きをおくならRingConn Gen 2が優れています。睡眠呼吸障害は60代以上から男女問わず出てくる症状なので、ご両親へのプレゼントという文脈でもRingConnは説得力があります。さらにOura Ring 4との違いが気になる方は、Oura Ring 4とRingConn Gen 2の1ヶ月比較も参照してください。

バッテリー — 12日と7日、思ったより差が出る

RingConn Gen 2は最大12日、b.ring G2は最長7日。数字だけ見ると「どっちも週1充電でいけるじゃん」と思うかもしれません。自分もそう思っていました。

でも実際に運用してみると、12日持つRingConnは「10日に1回、入浴中に充電」のサイクルが自然に確立します。お風呂に入るタイミングで充電ケースに置いておけば、上がる頃には満タン。充電のことを忘れて生活できます。さらに充電ケース込みで最大150日運用可能で、ケースを旅行に携行すればケーブルなしでリングを充電できるのも地味に便利です。

b.ring G2は7日に1回の充電を習慣化すれば、こちらも運用上のストレスは少ないです。週1ルーティンに組み込めば問題ありません。

バッテリー性能で見るとRingConn Gen 2が優位ですが、b.ring G2も実用上は十分な水準で価格相当なものなので、良い悪いではなく、どちらが自分にとってコスパが良いかで考えると良さそうです

データ同期のストレス — 自動か手動かは思ったよりも重要

アプリ比較
b.ring G2のデータ同期が手動なのは微妙。

地味に体験差が出るのが同期方式です。

RingConn Gen 2はバックグラウンドで自動同期です。アプリを開いた瞬間、最新データが反映されており、データ欠損もありませんでした。

b.ring G2は手動同期で、毎回アプリを開いて同期ボタンをタップして約5秒待つ必要があります。「常に自動更新されたら何も文句がない製品」というのが正直な感想です。さらに7日以上同期しないと古いデータから削除されてしまうので、同期忘れには注意が必要です。

データ同期ではRingConn Gen 2が優れています。毎日触る部分なので、ここの摩擦の少なさは効いてきます。

AI機能 — ここはb.ring G2に可能性を感じる

カロリーAI機能
カロリーAI機能を使うと食事状況を記録できます
AIチャットボット
AIアドバイスやAIチャットボットも搭載

ここまでRingConn Gen 2優位の話が続きましたが、AI機能はb.ring G2が充実しており、RingConnにない機能も備わっています。

b.ring G2にはカロリーAI、AIレポート、AIチャットボットの3つが搭載されています。なかでもカロリーAIは料理を撮影するだけでPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)を自動算出してくれる機能(beta版)です。カロリー管理を手軽にやりたい人には刺さります。

AIレポートは計測データへの改善提案、AIチャットボットでは健康データへの横断的な質問ができます。数字を見せて終わりじゃなく、AIが「で、どうすればいいか」まで言ってくれる方向性は好きです。どちらもbeta版なので、これから育っていく機能ですが、現時点でも体験価値は十分にあります。

AI機能ではb.ring G2が優れています。RingConnはアプリで行動レベルの健康アドバイスを出してくれますが、AI機能という軸では明確にb.ringが一歩先を行っています。

気になったポイント・デメリット比較

干渉度合い
b.ring G2はものを持つ時に干渉しやすいのが難点

RingConn Gen 2の弱点

  • バイブレーション機能なし:ただし、これは現状すべてのスマートリングに共通する制約です。
  • サイズ表記がアメリカ式:購入前に専用サイジングキットでサイズ確認をしておけば回避できます。

b.ring G2の弱点

  • 同期が手動:毎回アプリでタップが必要。週1の同期ルーティンを決めれば運用可能ですが、自動化されると一気に化けます。
  • リング幅が大きく隣指に干渉:固いものを持つ際にガリッと音が鳴ることも。ステンレス製なので傷にはなりませんが、慣れるまでは注意。

用途別おすすめはこれ

睡眠の質・健康データを本格的に追いたい → RingConn Gen 2

睡眠時無呼吸検知と呼吸モニタリングは現時点で他にない武器です。

充電を意識したくない → RingConn Gen 2

入浴中の充電サイクルで存在を忘れられます。

スマートリングをまず試したい・デビュー機が欲しい → b.ring G2

1万円台から始められて、機能は十分に揃っています。

AI機能で健康データを対話的に把握したい → b.ring G2

カロリーAIとAIチャットボットはカロリー管理を手軽にやりたい人にうってつけです。


まとめ:睡眠重視ならRingConn Gen 2、そうじゃないならb.ring G2

冒頭の文章で「今の自分にとって最適なスマートリングを買うようにしましょう。」と書いた理由がこれです。

Ring Conn Gen 2は睡眠時のデータ収集にこだわり抜かれた製品なので、高精度でデータがリッチです。比較製品もSOXAIリングやOuraリングといったハイエンドモデルなため、用途が明確であるならば間違いない製品です。

一方で、b.ring G2は、多種多様な機能の一つに睡眠データがある程度なので、今後何を注視したいか考える上で使うのに適しています。そもそもスマートリングをつけて寝ること自体が自分に合っているかも含めて、どんなもんかを1万円代で試せるのであれば、まだ検討の余地はあると思います。b.ring G2の詳しいレビューも合わせて参考にしてください。5万円以上払って失敗したら大損です。

どちらも良い製品なので、参考にしてみてください。

Amazonで割引セール実施中!🎉

今なら ¥52,800¥44,880(15%オフ)

RingConn Gen 2 スマートリング

RingConn Gen 2 スマートリング