スマートリングを調べていると、月額のあるものと無いものが混ざっていて、総額がなかなか見えてきません。

手元の9台でも、データを見るのに月額が要るのは Oura だけでした。そのうち数週間以上使った6機種について、価格を取り直して並べ直しています。

価格は2026年10月3日に各ブランドの公式ストアで確認した税込の値です。

結論:サブスクなしで選ぶなら、この3つから

  • 機能量で選ぶなら RingConn Gen 3(59,800円〜)。睡眠時無呼吸モニタリングまで入って、月額はかかりません。
  • SOXAI RING 2(39,980円)は着け心地で選ぶ機種です。数ヶ月つけっぱなしで気になった場面がほとんどないのですが、同期だけは手動になります。
  • まず試すなら b.ring G2(13,200円)か b.ring G1S(8,800円)。精度は数値で確かめていませんが、傾向をつかむには足ります。

初めての1台で予算に余裕があるなら、迷ったら RingConn Gen 3 です。この6機種のうち、バッテリーの持ちと睡眠検出のずれの両方を数字で確かめられているのはこの1台だけでした。

RingConn Gen 3を指に装着した状態。チタン合金の見た目の存在感はあるが、着けている重さはほとんど感じない
RingConn Gen 3。6万円を払い切れば、あとの費用はかかりません

買い切り6機種の価格(2026年10月3日時点)

機種

価格(税込)

月額

在庫

価格の出どころ

RingConn Gen 3

59,800円(マットブラック/フューチャーシルバー/ロイヤルゴールド)、61,800円(ブラッシュド2色)

不要

全サイズ在庫あり

ringconn.jp

RingConn Gen 2

52,800円(3色)、79,800円(ローズゴールド)

不要

在庫あり

ringconn.jp

SOXAI RING 2

39,980円(全5色・全11サイズ同額)

不要

在庫あり

soxai.co.jp

Monomam Ring

16,800円

不要

在庫あり

Monomam Yahoo!ショッピング店

b.ring G2

13,200円(ステンレス)、16,500円(チタン)

不要

在庫あり

bring-jp.com

b.ring G1S

8,800円(ステンレス)、11,000円(チタン)

不要

在庫あり

bring-jp.com

買い切りなので、この金額がそのまま2年後の総額になります。

RingConn Gen 2 は在庫が戻っていました。前に調べたときは公式ストアで売り切れ表示でしたが、10月3日は3色とも全サイズ買えました。

実際に使って分かった、6機種の差

RingConn Gen 3:払い切ったあとの追加費用がゼロ

サイズ9号で振動アラートをオンにしたまま、1日目の朝94%から4%になるまで使い切ったところ、13日目まで止まりませんでした。公称はオン時で10〜12日なので、実測のほうが1日ぶん長い結果です。

  • 減り方: 1日目 朝94% → 4日目 70% → 8日目 39% → 13日目 4%

睡眠のほうは、3日ぶんの就寝・起床時刻を手元の記録と照らして±5分程度のずれに収まりました。

ベッドでスマホを触っている時間は寝ている扱いになるだろうと踏んでいたので、見込みが外れました。

6万円はこの6機種でいちばん高いのですが、請求がここで終わるので、長く使う前提なら納得しやすいと思います。

SOXAI RING 2 は同期だけ自分でやることになる

数ヶ月つけっぱなしで、寝る前も手洗いのときも外していません。指輪が気になった場面の少なさは、買い切りタイプ6台のなかでこれがいちばんでした。

ただ、同期だけは自動で走りません。毎回アプリを立ち上げて、自分でSyncを押すことになります。

SOXAI RING 2を着けたまま手を洗っている様子。完全防水なので手洗いでも外す必要がない
手洗いのときも外さず、そのまま洗っています

しかも放置が4日を超えると、古いぶんから順に消える仕様です。旅行や出張が重なる時期は、記録が残らないおそれがあります。

とはいえ数ヶ月のあいだ、同期を忘れて記録が消えたことは一度もありません。朝の支度のついでに開く形にしてしまえば、面倒でも続けられる程度だと思います。

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SOXAI RING 2

SOXAI RING 2

Monomam Ring:1万円台で睡眠の傾向をつかむ

約2.9g・厚さ2.5mmという数字どおりで、キーボードを打つときに指の動きが引っかかることはありませんでした。

1ヶ月使った睡眠計測はずれている感じがしない程度ですが、数値で裏を取ったデータは持っていません。月額についても、ブランドの公式な記載を見つけられませんでした。

Monomam Ringを着けてキーボードをタイピングしている手元。厚さ2.5mmで指の動きを邪魔しない
キーボードを打つ手に引っかかる感覚はありません

ただ、Oura Ring 4 と並べて持つと、剛性と装着感の差はさすがに分かります。同期もリアルタイムではないので、通勤中に1回開く形に決めてからは気にならなくなりました。

b.ring G2:ケースに戻すだけで週1回の運用

スペックの2.9〜3.6gという幅だけでは重さの想像がつかなかったのですが、指に通すと重さの感覚がほとんどありませんでした。

付属のケースがバッテリーを内蔵しているため、外して放り込んだ時点で充電が始まり、週1回のサイクルで足りています。

b.ring G2とRingConn Gen 2を並べた比較写真。左がb.ring G2で、光沢の有無がはっきり分かる
左が b.ring G2、右が RingConn Gen 2。ステンレスのG2だけ光沢があります

幅のあるリングなので、指を深く曲げたときに隣の指や関節へ当たります。

固いものを握り込んだときに一度だけ「ガリッ」と鳴らしてしまい、13,200円の指輪からその音がすると、さすがに焦りました。

結果として傷は付かず、2週間ほどで当たる動きの見当がついて、鳴らなくなりました。

計測の数字は絶対値として当てにするものではなく、日ごとの上下を眺める分には足りていると思います。

b.ring G1S:8,800円。ただし充電ケースが付かない

先に G2 を使っていたので見当はついていて、G1S も指に乗っている感じがほとんどなく、会議中も就寝中も気にならないままでした。

b.ring G1SとRingConn Gen 3を並べた比較写真。左がb.ring G1Sで光沢が強く、RingConn Gen 3のほうが幅が小さい
左が b.ring G1S、右が RingConn Gen 3。並べると Gen 3 の幅の狭さが分かります

ただしG1S の箱に充電ケースは入っていません。付属するのは専用のマグネットケーブル1本で、しかも短いうえに端子が Type-A なので、ここは正直がっかりしました。

  • G1S で測れないもの: 心拍変動(HRV)、皮膚温度、水泳のアクティビティ

外したリングの置き場所が決まらないので、なくす心配が増えるのは痛いところだと思います。ただ、ケーブルの定位置を決めてしまえば運用は回ります。

心拍変動(HRV)と皮膚温度は、他の b.ring では測れるのに G1S では項目自体がありません。数値を細かく管理したい人には足りないかもしれません。

心拍・血中酸素・睡眠・ストレスは取れるので、傾向を追う用途なら困りません。

RingConn Gen 2 なら睡眠と心拍は Gen 3 と同じ

Gen 2 と Gen 3 を両方使ってきましたが、睡眠のデータも無呼吸のモニタリングも、使っていて違いが分かりませんでした。アプリも永年無料のままで、52,800円の中に全機能が入っています。

足りないのはバイブレーションで、起こしてもらう役はいまもスマホのアラームです。ここが付いていればスマートウォッチを完全にやめられたので、Gen 3 との実用的な差はこの一点だと思います。

RingConn Gen 2 スマートリング

RingConn Gen 2 スマートリング

Oura に月額を払うと何が増えるのか

Oura Membership は日本在住だと月額999円、年額11,800円です(公式サイト、2026年10月3日確認)。

年額プランで2年続けると、本体代のほかに23,600円が乗ります。

見たいもの

無加入

要加入

毎朝のスコア3つ(睡眠・コンディション・アクティビティ)

使える

—

睡眠の中身(ステージ・睡眠効率)

—

要加入

アクティビティの自動検出

—

要加入

心拍とHRVの推移

—

要加入

SpO2(血中酸素)

—

要加入

毎朝3つのスコアだけ見て済ませるなら、無加入のままでも使えます。ただ、Oura Ring 5のレビューで精度に感心した自動検出や睡眠ステージは、どれも加入側に置かれています。

月額999円で開くのは、おまけではなく睡眠の中身そのものです。買い切りの6機種はそこを本体代の範囲で見せてくれますが、代わりに測れる項目や使い勝手の差が機種ごとに残ります。

買い切りでも、本体代だけで終わらないところ

月額が不要でも、買ってすぐ全部使えるとは限りませんでした。

  • RingConn Gen 3 の血管ヘルスは、家庭用血圧計の数値を打ち込んで初めて動きます。血圧計がないと、買った日から使える機能ではありません
  • 入力は一度で済まず、月1回ほど測り直して更新しないと数値が当てにならなくなります
  • b.ring G1S は充電ケースが同梱されず、専用の短いケーブルから直接充電することになります
  • RingConn Gen 3 はサイジングキットで採寸してから注文する流れなので、注文までに一段手順が挟まります

逆に、月額の代わりに毎月請求が来る機種は、この6機種には1つもありませんでした。

誰がどれを選ぶか

  • 睡眠を細かく見たい、でも月額は払いたくない → RingConn Gen 3。実測13日のバッテリーと±5分の睡眠検出が、払い切りで手に入ります
  • 24時間着けっぱなしの快適さを最優先 → SOXAI RING 2。手動同期を受け入れられるかが分かれ目です
  • Gen 3 の新機能は要らないが RingConn の精度が欲しい → RingConn Gen 2(52,800円)。睡眠と心拍は Gen 3 と体感差がなく、バイブはありません
  • 1万円台で指輪型に慣れたい → Monomam Ring(16,800円)か b.ring G2(13,200円)。G2 は充電ケース付きです
  • とにかく安く試したい → b.ring G1S(8,800円)。充電ケースが付かないことだけ頭に入れておくと安心です
  • 月額を払ってでも睡眠を細かく見たい → Oura Ring 5。2年で23,600円が本体代の上に乗ります

9機種をまとめて見たい場合はスマートリング比較に全機種の表があります。

機種ごとの詳しい話はRingConn Gen 3のレビューとSOXAI RING 2のレビューにあります。