結論、手元の9機種に、振動(バイブ)で起きられるスマートリングはありません。振動するのは RingConn Gen 3 だけで、健康通知用です。

振動で起きたい人は、リングではなく Fitbit Air のようなバンドを選ぶのが現実的です。リングを使うなら、起きるのはスマホのアラームに任せることになります。

2026年10月時点の内容です。9機種のうち7機種は実機で、Oura の2機種は公式FAQで確かめました。

スマートリングの目覚まし(バイブ)機能は、9機種のどれにもなかった

本体が振動するかと、振動で起こす設定がアプリにあるかを、分けて見ました。

機種

本体の振動

振動の目覚まし

確認

Oura Ring 5

使わない

なし

公式FAQ

Oura Ring 4

使わない

なし

公式FAQ

RingConn Gen 3

する(健康通知用)

なし

実機・公式FAQ

RingConn Gen 2

しない

なし

実機

SOXAI RING 2

しない

なし

実機

Monomam Ring

しない

なし

実機

b.ring G1S

しない

なし

実機

b.ring G2

しない

なし

実機

EVERING

しない

なし

実機

SOXAI RING 2 から EVERING までの5機種は、2026年10月3日にあらためて確かめました。本体は振動せず、アプリにも振動で起こす設定はありませんでした。

Oura は公式FAQで、音・光・振動のアラートを使わないと書いている

Oura の公式FAQには、Oura Ring にスマートアラームは無く、音・光・振動のアラートも使わないと書かれています。世代の区別はなく、最新の Ring 5 も同じです。

Oura Ring 4 で寝ていたころは、眠りが浅いタイミングで指を震わせてくれたらと毎朝思っていました。ただ、起きるほうはスマホのアラームでカバーできました。

Oura Ring 4 に振動の目覚ましがあると紹介するまとめ記事も見かけますが、公式FAQの内容とは食い違っています。

持っていない3機種は、公式の情報まで

Galaxy Ring、Ultrahuman Ring AIR、RingConn Gen 2 Air は手元にありません。「振動しない」と言い切れる材料はなく、公式に記載が見つからなかったところまでです。

  • Galaxy Ring: 公式スペックに振動やアラームの記載なし
  • Ultrahuman Ring AIR: Smart Alarm はあるが、公式の説明は浅い眠りのときに音(wake-up tunes)で起こす機能
  • RingConn Gen 2 Air: 振動の記載なし(RingConn は振動アラートを Gen 3 の新機能として紹介)

RingConn Gen 3 は振動するけれど、目覚ましには使えない

RingConn Gen 3 は、手元の9機種のなかで唯一、振動モーターを積んでいます。目覚まし代わりになるかと期待したのですが、その機能は今のところ付いていません。

公式FAQは、振動はアラーム用ではなく、健康に関する通知やリマインダー用だと説明しています。公式ブログにも、スマートウォッチのようなアラームは今のところ使えない、とあります。

RingConn Gen 3 アプリの通知設定画面
RingConn Gen 3 アプリの通知設定。バッテリー残量・リング装着・座りすぎ防止・高心拍数のアラートが並んでいます

振動で知らせてくれるのは、心拍の大きな変動、座りっぱなし、バッテリー残量の低下などです。控えめな振動なので、会議中に鳴っても周りには気づかれませんでした。

ただ、朝の時刻に合わせて鳴らすことはできません。リングでは難しい機能なのかもしれません。

振動の種類はGen 3 と Gen 2 の比較に、Gen 3 そのものの使い勝手はRingConn Gen 3 のレビューに載せています。

アラーム追加の報道はあるが、公式の発表はまだ無い

海外メディアの Gadgets & Wearables などは、RingConn が2026年の第3〜第4四半期に振動アラームを足す予定だと報じています。

ただ、RingConn 自身の発表は確認できておらず、10月3日時点の公式ブログにも追加の予告はありませんでした。

目覚まし目当てで Gen 3 を買うのは、まだ早いと思います。今買うなら、起きるのはスマホのアラームで、という前提になります。実装されたら、この記事を更新します。

振動で起きたいなら、リングではなくバンドの Fitbit Air

Fitbit Air は手首に巻くバンドで、時刻を決めて振動で知らせるアラームが使えます。Google の公式ヘルプによると、アラームが鳴ると本体が振動し、本体を二度タップすると止まります。

Fitbit Air を手首に着けた様子
Fitbit Air を手首に着けたところ

寝るときも着けるようになって1ヶ月以上たち、朝はこのアラームで起きています。目覚めは快適で、同じ部屋で寝ている家族は、この振動では起きません。

スマートウォッチのころも、家族を起こしたくない朝は手首の振動が助けになりました。

価格は16,800円、充電は4〜5日に1回

  • 価格: 16,800円
  • バッテリー: 公称の最大7日に対して実測で4〜5日
  • 充電: 専用ケーブルのみ。フル充電に約90分、5分で約1日分
  • スマートウェイク(浅い眠りで起こす機能): 公式の対応機種に載っていない
  • 在庫: 9月下旬に主要な販売店で在庫切れが報じられた。買う前に確認を

5分の充電で約1日分が戻るので、朝の身支度のあいだに挿せば、その夜のアラームには間に合います。

リングと同時に着けて寝るのは向かない

手首に Fitbit Air、指にスマートリングを着けた手
手首に Fitbit Air、指にスマートリングを着けたところ

リングと同時に着けると計測が二重になり、どちらのデータが正しいのか分からなくなります。振動で起きたい夜は Fitbit Air、睡眠を測りたい夜はリングにします。

スマートウォッチでも振動で起きられます。以前使っていた Redmi Watch 5 は、振動とアラームで朝すっと起きられました。

着け心地や睡眠計測の中身はFitbit Air のレビュー、リングと心拍を比べた結果はFitbit Air とスマートリングの比較を見てください。

Google Fitbit Air

Google Fitbit Air

リングを使い続けるなら、スマホのアラームと組み合わせる

SOXAI RING 2 で寝ていたときは、スマホのアラームに戻しました。スマホはベッドサイドに置き、音量はいちばん小さくしていましたが、それほど困りませんでした。

ただし音は音なので、同じ部屋の人を起こさないとは言い切れません。家族を起こさないことが条件なら、手首が振動するバンドかウォッチのほうが向いています。

スマホのアラームに戻した経緯は、SOXAI RING 2 の睡眠計測の記事に書いています。

振動で起きるならバンド、睡眠を測るだけならリングとスマホ

  • 朝は振動で起きたい、家族を起こしたくない: Fitbit Air のようなバンド
  • 睡眠のデータを取りたいだけ: リングとスマホのアラーム
  • RingConn Gen 3 のアラーム追加を待ちたい: 公式の発表が出てからで遅くない

9機種それぞれの違いは、スマートリング比較にまとめています。