1〜2万円台でスマートリングがける「b.ring」シリーズが2026年7月に新型モデルを発売しました。このスマートリング、なんと8000円台で「歩数」「睡眠」「心拍」の基本事項を測定できる優れものです。

今回は、b.ringの新作である「b.ring G1S」を実際に購入して使ってみての感想を紹介します。「スマートリングは気になるけど、高すぎて気軽に買えない」と感じている人には、b.ring G1Sが一番オススメです。まずはどんなものなのかを気軽に試し、スマートリングの良さを体感してみましょう。

b.ring G1S装着①
b.ring G1S②

b.ring G1Sのスペックと特徴

b.ring G1S開封
とてもシンプルな中身です。
b.ring G1S付属品
あれ?充電ケースは、、、?

b.ring G1Sは、株式会社APPOSTER JAPANが2026年7月に発売したスマートリングです。8000円台という驚異的な低価格ながら、心拍・血中酸素・睡眠・ストレス・歩数・運動記録までカバーしている優れものです。さらにAIレポート、カロリーAIといった、b.ringシリーズ共通のAI機能もしっかりと搭載されているので、コスパの面では文句なしのガジェットです。

ステンレス製のほかチタンモデルも展開しており、IP68 + 5ATMの防水性能はシャワーや水泳でもそのまま使えるレベルです。

価格

8,800円(税込)~(ステンレス:8,800円/チタン:11,000円)

メーカー

APPOSTER JAPAN(アポスタージャパン)

発売日

2026年7月10日

素材

ステンレススチール/チタン

カラー

シルバー/ブラック

重量

約2.9~3.6g

サイズ

7~12号、本体:約8.0 × 2.7mm(高さ×厚さ)

駆動時間

最長7日間

充電時間

約90分

バッテリー容量

15~18mAh

防水

IP68+5ATM

Bluetooth

Bluetooth 5.2

対応OS

iOS 14以降/Android 8.0以降

測定機能

心拍数、血中酸素(SpO₂)、ストレス、睡眠、活動量、運動記録、歩数

AI機能

カロリーAI、Body Rhythmなど(専用アプリ「App 3.0」)

他のb.ringシリーズである「b.ring Proや「b.ring G2」と比較すると測定項目に制限はありますが、基本項目は全て抑えているので、お試しとしては十分なスマートリングです。

むしろ、初心者にとっては測定できる項目がわかりやすく、親しみやすいかもしれません。

実際に使ってわかったこと

重さ2.9gはG2と同じ。ほとんどつけていないのと一緒

ステンレスなので光沢がでます。

b.ring G2を使っているのでイメージはできていましたが、こちらも「重さがない」感覚で、全く気になりません。会議中も寝るときも、存在を忘れます。

ただしリング幅は大きめで、厚み2.7mmという数字以上の存在感があります。ステンレス製は光沢が強く、シルバーの見た目がかなり主張するタイプ。ここは既存のG2と同じです。

おそらくですが、同じリング規格で、中身の機械を一部簡略化した構造にしていると思われます。控えめにしたい人はチタンモデルを選ぶほうが無難だと思います。

初心者は最初、固い物を持つと「ガリッ」と擦ってしまうかも

b.ring G1S干渉
ものを持つとほぼ確実に接触しちゃいます。

リング幅が大きいせいで、指を曲げると隣の指や関節に干渉します。僕はG2の時に1回、固いものを持つ時に「ガリッ」と音が鳴るほど擦ってしまいました。その経験があるので今回は丁寧に取り扱っていますが、慣れるまでは要注意です。

ただ、値段が8000円台なので、数万円もするスマートリングと比べると、少々雑に使って傷がついても気にならないかもしれません。

測定項目は専用アプリで確認

アプリ画面

測定できるのは心拍・血中酸素・睡眠・ストレス・歩数・運動記録。計測精度は「まあまあ信頼できる」くらいですが、何度も言うように8000円台なので、十分な体験です。

僕がよく見るのはこれまでと同様に睡眠・ストレス・カロリーAIの3つなので、トップに固定しています。アプリは項目の並び替えができて、グラフも円・折れ線・棒と切り替えられるので視認性が高いです。メニューバーから歩数と睡眠への直接ショートカットもあって、毎日の確認が苦になりません。

カロリーAIは「健康管理を注力したい人」にとって画期的な機能

カロリーAI機能
写真を撮影してアップするだけで完了!

b.ring G1Sにもしっかりと搭載されているのがカロリーAI(beta版)です。料理を撮影するだけで、タンパク質・脂質・炭水化物・その日の残り摂取可能量まで自動で出してくれます。

僕は食べることがとても好きで外食が多いのですが、それゆえに食事の健康も気になるので本当にありがたい機能です。外食のたびに食事記録アプリをポチポチ入力するのは続きませんが、写真を撮るだけなら続きます。

beta版なので精度はあくまで「一般的なカロリーデータ基準」。傾向を掴む用途には十分使えます。この機能、他のスマートリングでも実装してほしいです。

AIレポートが「数値の意味」を教えてくれる

AIレポート機能
これは非常に画期的な機能です。

スマートリングを使っていて一番もどかしいのが、数値は出るけど「で、どうすればいいの?」という状態に陥ることです。色々な数値が測定できても、それが何を意味するのかが理解できなければ意味がありません。

b.ring G1SのAIレポート(beta版)は、計測値に基づいて改善策を提案してくれます。さらにAIチャットボットで個別に質問もできて、歩数画面や睡眠画面からも呼び出せる。RingConnにはなかった体験で、数値を「見せられる」だけだったスマートリングが、ようやく「アドバイスをくれる相棒」になった感覚があります。

ランキング機能で自分の運動不足が露呈した

アプリにはユーザー間の歩数ランキング機能があります。これが地味に効く。常にランク外の状態で、平日に全然歩いていないことがわかってしまいます。

数字で「少ない」と言われるより、「他の人はこれだけ歩いている」と比較されるほうが効きますね。

買う前に知っておきたいこと

バッテリーは週1充電で問題ないが、充電ケースがない!

専用ケーブル
しかもType-A、、、、
充電箇所
丸い部分に接続します。

最長7日間持続で、充電時間は約90分。充電速度は早く、週1回で回せる運用です。

しかし、b.ring G1Sには充電ケースが同梱しておらず、ケーブルから直接充電する必要があります。しかも、ケーブルは専用のもので短いため、取り回しはかなり悪いです。

安い理由の一つですよね。充電ケースがないと外した際の紛失のリスクも高まるため、かなり痛い点だなと感じました。

以下の項目は測定不能

他のシリーズでは測定できる「心拍変動(HRV)」と「皮膚温度」がG1Sでは測定できません。

また、「水泳のアクティビティ」も記録として撮ることができません。ここも、安いからこその機能カットだと思います。

基本的な健康管理はG1Sで対応可能なので、上記項目を含めて、より意識が高まってきたら買い替えの合図だと思いましょう。

AI機能はまだbeta版

カロリーAIとAIレポートはいずれもbeta版。精度は完璧ではなく、カロリー算出は一般的なデータベースに基づく推定値です。「厳密に管理したい」人には物足りないかもしれません。

ただ、そもそもこの機能が8000円台のリングに載っていること自体が異常値です。beta版で「傾向を掴める」ところから入って、今後のアップデートで精度が上がっていく前提で考えると、むしろ早めに触っておくほうが得だと思います。

こんなシーンで活躍する

夏場や汗をかく場面 — IP68 + 5ATMの防水性能があるので、汗ばむ季節でも外す必要がありません。手洗いもシャワーもそのまま。

外食が多い人の食事管理 — カロリーAIで料理を撮るだけ。記録アプリを開いて食材を検索して……という手間がないので続きます。

健康管理の入門として — 睡眠・ストレス・歩数のトレンドを把握するには十分な精度。AIレポートが数値の意味を解説してくれるので、読み解きで挫折しません。

他の製品と比べてどう?

b.ring G1SとRingConn Gen 3サイズ比較①
左がb.ring G1S、右がRingConn Gen3。光沢の有無がはっきりわかります。
b.ring G1SとRingConn Gen 3サイズ比較②
RingConn Gen 3の方が幅が小さめです。

普段使っているRingConnと比較します。RingConn Gen 3は睡眠に関するレポートはもちろん、睡眠測定やバイタルサインに関する測定項目が細かくて正確です。

さらに、睡眠時呼吸のモニタリングや血管の健康状態のチェック等、健康管理にはもってこいなのですが、価格はが6万円近くするため、かなり玄人向きな製品で

b.ring G1Sは勿論ここまで対応していませんし、精密さも劣りますが、価格でバランスを取っているので気にはなりません。どちらが良いのかは人それぞれです。

まとめ:b.ring G1Sは「初めてスマートリングの購入を検討する人」にとっての第一候補

b.ring G1Sは、8000円台というスマートリングの相場を塗り替えた上で、AIレポートとカロリーAIという「数値の意味を教えてくれる機能」まで載せてきた意欲作です。スマートリングの購入を初めて検討する人の大半が「睡眠時」や「運動時」に何か気になることがあり、数値でみてみたいという理由です。

計測精度はフラッグシップ機ほどではありませんが、ざっくりでも数値は十分に測定可能なため、手っ取り早く体験するにはもってこいのスマートリングです。

こんな人におすすめ

  • とにかく安くスマートリングを買いたい人
  • 睡眠時や運動時の数値結果がどのように出てくるかみてみたい人
  • 外食が多く、食事管理に挫折した経験がある人
  • 健康管理の入門編として数値を計測する習慣を身につけたい人
  • 汗・水回りを気にせず常時装着したい人

買う前に意識したいのは、充電方法が手間なことと、一部の項目ご測定できないこと。この2点さえ許容できれば、この価格でこの体験ができるスマートリングは現状ほかにありません。スマートリング入門として、自信を持っておすすめできる1台です。

ワンランク上のモデルであるb.ring G2の内容も合わせて読みたい人は以下の記事をチェックしてみてください。

b.ring G2レビュー|「数値の意味」を教えてくれる1万円台スマートリング のサムネイル

b.ring G2レビュー|「数値の意味」を教えてくれる1万円台スマートリング

b.ring G2を3週間使用レビュー。1万円台ながらカロリーAIとAIレポート搭載で、5〜7万円のRingConnと比較した差も解説。食事管理や睡眠計測で行動が変わった体験を正直に書きます。